2025年11月23日「炭焼きイベント」ご案内

2025年11月23日「炭焼きイベント」ご案内 案内
竹炭事業はじめます

活動している修善寺の里山の竹林問題を解決すべく、竹炭事業をはじめます。

放置すれば拡大を続け、手入れをしなければ古い竹や枯れた竹で荒れていく竹林。毎年たくさん発生する竹を活かすため、土壌改良資材としての竹炭生産に取り組みます。里山内の竹林は、手入れの行き届かない範囲は広葉樹林へと転換し、セラピーロードとして活かす場所は美しい竹林の小径に、また生産に適した場所はタケノコ生産林・タケノコ掘り体験林へと変えていきます。

今月から、定期的に炭焼きイベントを開催します。できあがった竹炭はお持ち帰りいただけます。ゆくゆくは修善寺の里山だけでなく、地域の竹林問題の解決を図るために事業を拡大していくつもりです。今回はその皮切りとなるイベントです。

竹炭が地球を救う

竹炭は多孔質構造を持ち、さまざまな用途で注目されています。土壌改良材として使用すると、微生物の棲みかとなり、土壌の通気性や保水性が向上します。これにより植物の根の発達が促され、土壌環境が改善されます。また、住宅の床下調湿材として湿気を調整する効果があるほか、農地に施用するバイオ炭(biochar)としても活用されており、土壌への炭素貯留によるCO₂削減効果も期待されています。

竹炭を土に還すことで、微生物が活性化し、土壌の団粒構造が発達します。水はけと水持ちのバランスが整い、植物が健やかに育つ環境が生まれます。

荒れた竹林を整備し、伐った竹を炭にして土に還す。このサイクルが、山から川、そして海へとつながる生態系全体を元気にしていきます。竹炭は、大地を蘇らせ、地球を救う、環境問題を解決するためのひとつの解法なのです。

先日、千葉県いすみ市の先進事例を視察してきました。可能性を強く感じました。ぜひ一緒に、火を囲んで楽しく炭を焼きましょう。


◯日時と場所
11月23日(日・祝 9:00-12:00
伊豆市青羽根の田んぼ
*雨天中止(前日までに催行決定します、中止の際はメールにて連絡)

炭焼き場所の耕作放棄の田んぼ。広いので来年は米作りもしようと思います

青羽根活性化センター集合後、炭焼きをする田んぼへ移動(悪路のため場合により乗り合いで移動)

◯おもな対象と参加申込み
炭焼き、炭の活用に興味のあるかた
環境改善施工に興味のある方
環境問題解決に取り組みたい方
などどなたでも参加可能です。
(小学生以下のお子様の場合は保護者同伴でお願いします)

以下のボタンより、フォームに必要事項をご記入の上お申し込みください。

◯作業内容とタイムスケジュール
9:00 集合後、田んぼへ車で移動
田んぼまで砂利のガタガタ道のため走行に適さないお車の方は乗り合いで移動
9:30 開始、オリエンテーション
9:45 炭焼き開始
12:00 終了、歓談などしつつ解散

◯料金
無料

◯持ち物・服装
長袖、長ズボン(火を扱うため綿素材をおすすめ)、作業手袋(貸出あり)、作業靴(長靴の貸出あり)、手ぬぐい、飲み物、帽子、竹炭持ち帰り用の袋(お一人一袋分をお土産でお持ち帰りいただけます)、など

◯写真撮影について
当日はプログラムの様子を撮影いたします。後日、インターネットやチラシ等に掲載する場合がございます。写真掲載不可の場合は、当日高橋までお伝えください。

◯主催
修善の森プロジェクトの会

お問い合わせはフォームよりお送りください。


※この事業は真如苑 環境保全・生物保護 市民活動助成の助成を受けて実施しています。