先月に引き続き、トンボ舞うビオトープ空間整備の作業を行いました。案内が直前となってしまったため2名での作業となりました。
前回作設した石組み護岸を延長するかたちで、池の石組み護岸工事を行いました。池にはアズマヒキガエルの卵があり、水底にはトンボのヤゴが複数います。作業中、池に足を突っ込んで荒らしてしまうため、一度すくい上げバケツなどに避難させてからの作業です。
前回も書いたとおりこの護岸工事は、安定した流路と人の動線を確保するための作業であり、同時に土中の空気と水の流れを整える石の組み方で森の環境を改善するための作業でもあります。
以下、作業前後の写真です。
作業内容の説明を写真にてお伝えします。
複数種いるヤゴが最強オニヤンマのヤゴに捕食されていなくなってしまわないように、ヤゴの生息域を分散的に増やすべく、この池の別の部分にも池を作っていきます。既存の水の流れの、溜まりとなっている場所を池として整備します。
ここの護岸はまた今度整えます。
この池を渡る橋(丸太を置いただけ)と通路となる階段も仮拵えで作りました。
春を迎え森の生物の活動が活発になるこれから、生物種が増えはじめた希望あるこの森での整備活動を一緒に愉しみませんか?多くの方のご参加をお待ちしております。
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