森まなび活動レポート:2023年5月20日(土)「池の観察路づくり ~ 第四回 親子でつくろう トンボの楽園 in 修善寺」

レポート

「2022年度 親子でつくろうトンボの楽園 in 修善寺」の第四回「池の観察路づくり 」の森まなび活動(里山の環境教育活動)を開催しました。

今回は雨天で中止となった一回分の代替企画として静岡大学の学生さんをお招きしての開催となりました。「親子でつくろう」ではなく「学生とつくろう」な回となりました。写真にて当日の様子をお伝えします。

さいしょに学生の皆さんに、この修善寺の里山をご紹介。里山の見どころを見て回るツアーから開始しました。沢筋、竹林、大木の尾根、人工林、薪炭林、広葉樹林などさまざまな様相のこの里山の各所をガイドさんの語りを聞きながら一時間ほどかけて巡りました。

そして、今度は腰道具を装備してもらい、トンボビオトープを周遊する観察路づくりを実践してもらいました。若者パワーを借りて、この水辺空間の整備を押し進めます。

手道具を使う手さばき力強く、土留め柵と階段をせっせとつくってくれました。おかげさまで周遊する道がまた延長されました。

さいごに、近々ジオエリアのツアーガイドを行うことになっているという学生さんに向けて、プロのネイチャーガイドさんによるガイドの心得の伝授にてこの日を締めくくりました。

この日は午前中から夕方までたっぷりと時間の取れる一日でした。今後もいろんな人の力を借りて、里山の環境を少しずつ少しずつ良くしていきたいと思います。

*本プログラムは一般社団法人 コンサベーションアライアンス・ジャパン「アウトドア環境保護基金」2022年度前期助成プログラムにより運営しています