里山の環境改善講座「炭焼きと環境改善WS」レポート ~ トンボ・ビオトープ【3年目】第一回

里山の環境改善講座「炭焼きと環境改善WS」レポート ~ トンボ・ビオトープ【3年目】第一回 レポート

2024年11月16,17日()に行われた「炭焼きと環境改善WS」のレポートをお送りします。今回は、3年目となるトンボ・ビオトープ・プロジェクトの第一回となります。いつもと違い修善寺の里山から離れて、沼津市にあるオートキャンプもぐらさんとの共同開催で、もぐらさんのキャンプ場にて開催しました。

2日間でのべ12名での催行となりました。写真にて簡単に当日の様子をレポートします。

今回は一年間の里山整備で利用する竹炭を自分たちで製造する取組みでした。環境改善資材として多用する竹炭を自ら生産しつつ、里山の竹を適正に間引いて美しい竹林をつくること、上空を明るくしてビオトープへのトンボたちの視認性を高めることなどを狙っています。

イベントに先立って修善寺の里山の竹林の間伐を行い、キャンプ場へ竹材を運搬しました。

キャンプ場の広い敷地を利用させてもらって、火を焚き、竹をばんばん投入して焼いていきます。炎が高くまで上がります。

できあがった竹炭(ポーラス竹炭)

この作業を竹材がなくなるまで根気よく何度も繰り返しました。だいたい6立米ほど運搬した竹が1.5立米ほどの竹炭になりました。

水が抜けると乾いたいい音のする竹炭に仕上がりました。この炭を里山の環境を改善する資材として今後つかっていきます。

炭焼きのあとは、キャンプ場の一角にて環境改善を狙った石段づくりをおこないましたが、写真を撮りそこねてしまいました。

修善寺の里山以外でもお呼びいただければ、環境改善ワークショップ等開催していきたいと思っています。

*本プログラムは一般社団法人 コンサベーションアライアンス・ジャパン「アウトドア環境保護基金」2024年度前期助成プログラムにより運営しています