2025年3月23日(日)に行われた「沢の整えー護岸整備など」のレポートをお送りします。3年目となるトンボ・ビオトープ・プロジェクトの第三回となります。
春の芽吹きの頃、恵まれたお天気のなか3組7名での催行となりました。写真にて当日の様子をレポートします。
先月に引き続き、大雨で土砂が流れることがないよう、これまでに造った池や流れが土砂で埋もれてしまうことがないように、沢の上流部の護岸を整える作業を行いました。
その前に、ビオトープを観察。春の様子を伺います。





その後、沢を湧き出し口まで辿り、岸が崩れ、土砂で埋まり、沢が荒れてしまっている現状を観察してから、施工を開始しました。














石、土、丸太、枝などを繰り返し組み重ねていく手間のかかる作業を繰り返し、いよいよできあがり。


この無機物、有機物を組合せた間隙を保たせながらも安定させる構造が、土中の水と空気の流通を促しつつ、微生物や植物根の発達を促します。組み込んだ有機物が朽ちても、そのときまでに周囲の植物根が発達していれば、通気性透水性のある安定した地形が維持されるはずです。


このような施工法で次回以降も沢の上流域の護岸整備を進めていきたいと思います。
